山田浅右衛門
(やまだあさえもん)とは…代々、御試御用
(おためしごよう)という新しくつくられた刀の試し切りと
鑑定を生業にしている実在した人物です。
罪人の首斬りはアルバイト的なものだったらしいですが、そちらの仕事の方が表立っていて、
時代劇などでは「首斬り朝右衛門」と呼ばれたりしています。このお話の主人公は4代目山田浅右衛門吉寛
初代からの血は彼までで、5代目からは、朝右衛門と名乗り、以後8代目まで続いたそうです。
時は江戸時代中期、家業とはいえ辛い仕事に携わる吉寛は先代
の弟子で同居人の鉄次、茶店で働くおしず
幼なじみの次期将軍家治たちにささえられながら生きています。
人を斬る度に咳き込み、血を吐いてしまう吉寛。彼を苦しみから救い出してくれるものは…。