山田浅右衛門(やまだあさえもん)とは…代々、御試御用(おためしごよう)という新しくつくられた刀の試し切りと
鑑定を生業にしている実在した人物です。
罪人の首斬りはアルバイト的なものだったらしいですが、そちらの仕事の方が表立っていて、
時代劇などでは「首斬り朝右衛門」と呼ばれたりしています。このお話の主人公は4代目山田浅右衛門吉寛
初代からの血は彼までで、5代目からは、朝右衛門と名乗り、以後8代目まで続いたそうです。

時は江戸時代中期、家業とはいえ辛い仕事に携わる吉寛は先代
の弟子で同居人の鉄次、茶店で働くおしず
幼なじみの次期将軍家治たちにささえられながら生きています。
人を斬る度に咳き込み、血を吐いてしまう吉寛。彼を苦しみから救い出してくれるものは…。

一言コメント
掲載雑誌
1巻
第1話 赤猫 少女およねとの出会いと悲しい別れ。 2001 角川書店 少女帝国 2月号
第2話 黒猫 深川で出会った芸者は…。 角川書店 少女帝国 4月号
第3話 露の身 吉寛の心の奥で生きる人々。 角川書店 少女帝国 6月号
2巻
第4話 心の薬 若き医師杉田玄白との出会い。 2002 秋田書店 ミステリーボ二−タ  8月号
第5話 恋の道ゆき 江戸で流行の心中に憧れる少女。 秋田書店 ミステリーボ二−タ  9月号 
第6話 君萬歳 次期将軍家治との友情。 秋田書店 ミステリーボ二−タ 10月号
3巻
第7話 柊 節分の日に鬼がやってくる…? 2003 秋田書店 ミステリーボ二−タ  1月号
第8話 雪月花 能面をめぐって起こる事件。 秋田書店 ミステリーボ二−タ  3月号
第9話 貰い子 他人どうしでも家族なんです。 秋田書店 ミステリーボ二−タ 5月号
4巻
第10話 花の顔 吉原で平賀源内に出会うが…。 秋田書店 ミステリーボ二−タ 10月号
第11話 手 吉寛の手おしずの手鉄次の手。手は心と繋がってます。 秋田書店 ミステリーボ二−タ 12月号
第12話 肝腎要 大切なものは何だろう。 2004 秋田書店 ミステリーボ二−タ  2月号
連載開始当初は角川書店刊の『少女帝国』という月刊誌に掲載させていただきましたが、休刊ということで
秋田書店刊の『ミステリーボ二ータ』で再開させていただきました。

4巻までで第1部完となってますが、機会あればまた、いつかどこかで描きたいと思ってます。
首斬り、人斬りのお侍さんが主人公と書くと恐いお話?と思われるかもしれませんが、
決してそれだけではありませんので…是非読んでみて下さい。

sun
クリックするとコミックスのページに飛びます